7月末。歩いているだけでじんわりと汗が出る季節になってきた。
今日は自宅から車で1時間ほどの、神奈川県小田原にあるrecamp小田原にお邪魔してキャンプを楽しむ。
小田原のインターからすぐの場所なのに、木々に囲まれた自然豊かな場所が広がる。施設としても非常に整っている場所で、家族ずれやカップルなどがキャンプやロッジに泊まってアウトドアを楽しめる。
今日は、そんなRECAMP小田原で新幕を張ることが目的だ。
パップフウなテントとの出会い
キャンプをしはじめてからしばらくすると、みんな一度は気になるであろう軍幕の存在を知る。
軍幕といえば、USやデンマーク、ポーランド軍などのテントやポンチョを組み合わせて使う方が多い。いかにも無骨な軍のキャンプと言った見た目だ。ただ、最近のキャンプブームにより軍幕自体が手に入りにくかったり、値段が高騰し欲しいと思ってもなかなかスッと買えない。
また、軍幕はその無骨さから自分で撥水のメンテナンスをしたり、蚊帳がないので真夏はどうしても虫対策などを入念にしないと扱いづらいなどのデメリットもあったりする。
ソロキャンプならまだしも、パートナーといくキャンプでは、やはり快適さというのは一つの基準となってくる。
快適さもありつつ、軍幕の少し無骨っぽい雰囲気のある扱いやすいテントはないものかと中華製のギアなど様々調べている中で一つだけ理想を叶えてくれそうなテントが見つかった。
それが、DOD(ディー・オー・ディー)から出ているパップフーテント2だ。
ソロテント?それとも2人でも使える?
DODの公式ページには2名が利用できると記載がある。ただ、このパップフーテント、パップフウなのでグラウンドシートがなくグラウンドレスな設計。いつも山に行くので床に寝る設計は問題ないのだが、寝心地をあげるためにできればコットなどを中に入れられるとベストだ。
持っているコットが同じくDODのコットなので、もしかしたら2個入るかもしれない設計か?と期待して購入した。さっそく建ててみることにする。
設営してみた
設営自体は2人で30分程度。広げてペグを周りに打ち付けて、中にポールを立てるだけという構造でなれるともっと早く建てられそうな気がする。毎度のことながらガイロープは最低限のみ張っただけなので、張りとしてはちょっとイマイチだが多めに見て欲しい。
肝心の中はどうなったかというと、こんな感じ。
丁度DODコットが2台、結構びっちりだが入れることができた。有効スペースは頭と足元の2箇所部分のみ。荷物を入れるだけなので特に不自由はない。贅沢に今回はコットの上にキャプテンスタッグのマットを引いて、NatureHikeのシュラフで寝た。しっかりとベンチレーションもあるので風が通り、夏でもかなり寝心地が良かった。
他のアングルから
横から見たアングルと、パップフウテントのタープ部分を閉じたところのアングルです。この飛び出た部分が寝転んだときに足元と頭になる部分。この飛び出しがあるからこそ意外と広く感じます。
おまけ
パップフウテント、ソロでも2人でも楽しめそうなテントでとても良さそうでした。軍幕らしさもあるし、軍幕にはない細かな使い心地もあります。これからもいろんな旅をしていきたい。
今回はパップフウテント以外にも地味ですがいくつか新しいギアを買って試したのでドドッとご紹介します。
新しいギア
- ヨコザワテッパン
- キャンプyoutuberである「伊豆のぬし釣り」さんが動画内で紹介されていて、気になっていたギアです。分厚くて熱伝導が良い鉄板なので豪快に焚き火の上に置いたりしながらステーキを焼いてみたりすると美味しさが格別です。
- ヨーラーメッシュテーブル
- 熱を持ったものや、焚き火の上に重ねて置くことでそのまま五徳の役割にもなるメッシュテーブル。撤収と片付けが非常にラクだし、無骨らしさが出る良いテーブルです。片付けのときにメッシュの間に汚れなどがあると少し面倒ですが、水をぶっかけてゴシゴシできる粗さもまた良い。
- GENTOS(ジェントス)ランタン
- 持っていたランプの光源が少し弱かったので、ルーメン数が高く安いLEDのランタンを購入しました。LEDなので電池ですぐに補填できるのも良いです。見た目のおしゃれさなどは少し劣りますが、明るさ担当としては一つ持っておいても損はないでしょう。
- DOD スゴイッス
- こんな名プロダクトを短い文章で語るのが勿体ないぐらいですが、サラッと。DODの中でとても人気のある高さが調整できるチェアです。人気故、amazoでも高騰したり売り切れが続くほどのギアです。買ってよかった・・